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丸又商店 名古屋市千種区京命1-8-7 TEL052(771)1605  ↑↑メールはこちらから

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それは、地酒ブーム真っ只中。

それは地酒ブーム真っ只中。
地酒と呼ばれる日本酒が、タイプ別の違いを競うか、地域別の特徴を争うか、などといった感じの様相を呈している時、ふっと疑問に思いました。
タイプの違いと言うか、キャラクターを際立たせるというか、あっちの人気のあるあのブランドがこうゆうタイプなら、ウチは違うタイプで勝負をかけなければ、同じようなことやっていたんではしょうがないだろう。
日本酒の蔵元さんの声がそんな風に聞こえてくるようでした。

分からないでもないのですが、でもその蔵が美味しいと思う酒を醸してくれなければ、
本当の意味で他と違うことにはならないのではないか。
そんな、素朴な疑問を持つようになっていました。

なぜ、そう思うのか。
それは、ある入手困難とされるブランドの酒を飲んだときでした。

この酒の何処が美味しいのか、私には全く分からない。
なぜ、入手困難とさえ言われる酒なのか、その理由がつかめない。

とても個性的な味をしたその酒を、多くの酒販店が取り扱いを求めて列をなしています。

私はあせりました。
分からないまま時間だけが過ぎていきました。

しかしどんな事があろうと自分の舌を信じるしかありません。

美味しさの理解できないこの酒は。
う〜ん、この酒は。
私が求める本当に「旨い純米酒」ではない。

それは、その後の酒屋稼業を商って行く上で出した結論でもありました。

有名なブランドだからといってその取り扱いを求めることはありません。私は私です。有名無名に関わらず、自分で納得しながら「旨い純米酒」を求めて行こう。そうでなければ「自分の商い」とは言えないのではないか。

その後、私は「酒屋慶風」と言うホームページを立ち上げることにしました。
そこで、「美味しさのかたち」と題してコラムを書くようになったのです。

でも私は、この時出した結論が間違っていなかったと今でも確信しています。

日本酒